- 2018/09/14
- writer: Moto
カシミア山羊との再会 vol,3
郷に入っては郷に従え
おはようございます。
現地のお母さん達と川で洗濯をしている
Natural LoungeのMotoです。笑
インドに来ると基本的に毎日手洗いで洗濯をしていますが、
ラダックでは現地の方と一緒に川で洗濯をしています。
川で顔を洗う。川で洗濯をする。
長野県の木曽という山間に生まれた僕にとって
自然は小さな頃から本当に身近なものだったし、
ある程度逞しく自然の中で育ってきたという自負はあります。
ただこの地域に暮らす人達の逞しさは比較になりません。苦笑
先日山崎が、Motoは日本でも標高1000m近くの場所に住んでいるから。
と話していましたが、1000mと4500mじゃ全然違いますからね。笑
今はまだ初秋ですが、真冬にはマイナス40度以下にもなるこの地域。
想像をするだけでも・・・・・
想像できないですね。マイナス40度って・・。苦笑
前回のメルマガでもお届けしているように、
とてつもない大自然の中でカシミア生産者と山羊は暮らしています。
だからこそ、最高品質のカシミア原毛が育つわけですが、
その最高品質のカシミアを育てるために、生産者は季節ごとに遊牧しながら
山羊と暮らしています。
今日は、そんな生産者を訪れた様子をお届けしたいと思います。
それでは前回の続きをご覧ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝4時起床。
昨日の夜早く寝たこともこんな早起きの理由ではあるものの
何よりこの寒さ!寒すぎて寝ていられません。
ただでさえ、頻繁に宿が変わるインドで熟睡はできませんが
数日前までデリーでパンツ1枚で寝ていたのが
ジャケットを着たまま寝ていますからね。
それにしても寒い。苦笑
そして、まだみんな寝ているだろうと思いつつ部屋を出てみると・・
みんな起きてる!笑
ただ電気が限られ、ネットもテレビもない
もちろんお酒もない環境で生活したら自然と寝る時間も早く起きるのも早くなりますよね。
太陽が沈んだら寝て、昇ったら起きる。
とてもナチュラルな生活です。
そんなことを思いつつシンプルな朝食を取り、
いざ、生産者訪問へ向けドライバーのスカザンと準備をします。
そして6時半、いよいよ生産者たちが暮らす場所へ出発です。
その生産者たちは車で30分ほど移動した場所に暮らしているそうなので、
今からそこへ向かいます。
相変わらずのガタガタ道。
ただ、昨日の9時間の大移動に比べれば気楽です。
そして揺られること30分。
いよいよ彼らが暮らすテントが見えて来ました!
大自然の中にある平地に可愛らしくテントが立っています。
なんだか昔、ウルルン滞在記で見たような光景が目の前に広がります。

彼らのテントを見たら寒さも忘れ、
気がついたらカメラを片手に車から飛び出していました。
そして目的のカシミア山羊達もテント周辺にのんびりと広がっています。
僕にとっては最高の景色です。
ゴロンと寝ている山羊もいれば、朝から草をもぐもぐ食べている山羊もいる。
朝日が照らす草原にゆったりとした時間が流れていました。

生産者の方に挨拶をしてゆっくり山羊を観察させてもらいます。
ちなみにカシミア山羊の多くは白毛ですが、
黒毛やグレー、茶毛の山羊もいます。
外側の太い毛はより色が濃く、
ストールの原毛となる内毛の色は薄くなっています。
山羊を触ると、外毛はある程度硬いのですが、
手を毛の中に埋めると中は表現できないほどフッワフワです。

この山羊の首元からお腹周り。あなたも触ってみたくなりませんか?笑
きっとほとんどの人が触れたことのないような触り心地だと思います。
すると、朝っぱらから山羊をずっと追いかけている僕の姿を見て
生産者のみんなが笑っていました。
話を聞くと、生産者の暮らしを取材する人や外人は多くいても
僕のように山羊をずっと見て追いかけている人はなかなかいないそうです。笑
僕だって、インドで山羊を追いかけるなら、
日本で女性を追いかけていたいですけどね。笑
そんなしょうもない話をしているうちに、
テントから何人も女性が出て来て山羊を集め始めました。
次から次に山羊の角へロープ巻いて手際よく並べていきます。

この光景、あなたは覚えていますか?
そう乳搾りです。
カシミア生産者は、原毛を育てるだけではなく、
山羊のミルクも自分たちの食用、そして販売用に生産します。
原毛同様に希少性はもちろん、
厳しい環境下で育つカシミアのミルクは栄養価が非常に高く、
それから作られるチーズやヨーグルトは高値で取引されています。
なので朝一番の乳搾りは彼らにとって重要な仕事の一つ。
そしてそんな作業風景を眺めながら、僕もちゃっかりやる気満々です。
前回訪問した生産者にもお願いしてやらせてもらいましたが、
今回ももちろんやらせてもらいました!
しっかりやり方を教わる僕。真面目に聞いています。笑

なんかこうして見ると山羊が繋がれて身動きが取れなくなっているように見えますが
彼らも慣れたもので静かにしています。
そして完全にやる気の僕。腕まくりをしてトライです。
ちなみに前回は、チョロチョロしか出すことができなかったので
今回はいっぱいミルクを出してもらうように頑張ります!

早速、乳を引っ張っってミルクを出そうとすると・・・・
全然でない・・・・。苦笑

イメージではビューっと出るはずが全く出ず、終いには山羊に後ろ足で蹴られるという。苦笑
生産者のみんなも、乳搾りで蹴られているのをほとんど見たことがないらしく爆笑していました。笑
さすが34才独身。人間にも動物にも通づるものがあるようです。
山羊ちゃん・・・・なんかごめん。
そんな訳で、恒例の乳搾りは無惨にも失敗してしまいましたが、
最終的にはチョロチョロでるくらいにはなったので、
次回機会があればまたチャレンジしたいと思います。
そして山羊達の乳搾りは終わり、今度は休む間なく放牧に出かけます。
放牧は主に男性の仕事。
朝まずはじめに女性が山羊の乳を絞り、
それが終われば男性が山へ放牧にいく。
これが基本的な彼らのスタイルです。

山羊はより良い草を求めて山へ向かいます。
そして僕も・・・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回はいかがでしたか?
ようやくカシミア生産者との再会を果たし、
毎回恒例となったカシミア山羊の乳搾りも体験させてもらいました。
もう完全にストール屋ではないですね。笑
そして僕はこの後、カシミア山羊と共に山へ向かいます。
ただここは標高4500mから5000mの場所
無事山羊達と戻って来られるか・・・。
その様子は明日お届けします!
それでは今日も1日頑張りましょう!
インドラダック五日目のレポートはこちらです
おはようございます。
現地のお母さん達と川で洗濯をしている
Natural LoungeのMotoです。笑
インドに来ると基本的に毎日手洗いで洗濯をしていますが、
ラダックでは現地の方と一緒に川で洗濯をしています。
川で顔を洗う。川で洗濯をする。
長野県の木曽という山間に生まれた僕にとって
自然は小さな頃から本当に身近なものだったし、
ある程度逞しく自然の中で育ってきたという自負はあります。
ただこの地域に暮らす人達の逞しさは比較になりません。苦笑
先日山崎が、Motoは日本でも標高1000m近くの場所に住んでいるから。
と話していましたが、1000mと4500mじゃ全然違いますからね。笑
今はまだ初秋ですが、真冬にはマイナス40度以下にもなるこの地域。
想像をするだけでも・・・・・
想像できないですね。マイナス40度って・・。苦笑
前回のメルマガでもお届けしているように、
とてつもない大自然の中でカシミア生産者と山羊は暮らしています。
だからこそ、最高品質のカシミア原毛が育つわけですが、
その最高品質のカシミアを育てるために、生産者は季節ごとに遊牧しながら
山羊と暮らしています。
今日は、そんな生産者を訪れた様子をお届けしたいと思います。
それでは前回の続きをご覧ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝4時起床。
昨日の夜早く寝たこともこんな早起きの理由ではあるものの
何よりこの寒さ!寒すぎて寝ていられません。
ただでさえ、頻繁に宿が変わるインドで熟睡はできませんが
数日前までデリーでパンツ1枚で寝ていたのが
ジャケットを着たまま寝ていますからね。
それにしても寒い。苦笑
そして、まだみんな寝ているだろうと思いつつ部屋を出てみると・・
みんな起きてる!笑
ただ電気が限られ、ネットもテレビもない
もちろんお酒もない環境で生活したら自然と寝る時間も早く起きるのも早くなりますよね。
太陽が沈んだら寝て、昇ったら起きる。
とてもナチュラルな生活です。
そんなことを思いつつシンプルな朝食を取り、
いざ、生産者訪問へ向けドライバーのスカザンと準備をします。
そして6時半、いよいよ生産者たちが暮らす場所へ出発です。
その生産者たちは車で30分ほど移動した場所に暮らしているそうなので、
今からそこへ向かいます。
相変わらずのガタガタ道。
ただ、昨日の9時間の大移動に比べれば気楽です。
そして揺られること30分。
いよいよ彼らが暮らすテントが見えて来ました!
大自然の中にある平地に可愛らしくテントが立っています。
なんだか昔、ウルルン滞在記で見たような光景が目の前に広がります。

彼らのテントを見たら寒さも忘れ、
気がついたらカメラを片手に車から飛び出していました。
そして目的のカシミア山羊達もテント周辺にのんびりと広がっています。
僕にとっては最高の景色です。
ゴロンと寝ている山羊もいれば、朝から草をもぐもぐ食べている山羊もいる。
朝日が照らす草原にゆったりとした時間が流れていました。

生産者の方に挨拶をしてゆっくり山羊を観察させてもらいます。
ちなみにカシミア山羊の多くは白毛ですが、
黒毛やグレー、茶毛の山羊もいます。
外側の太い毛はより色が濃く、
ストールの原毛となる内毛の色は薄くなっています。
山羊を触ると、外毛はある程度硬いのですが、
手を毛の中に埋めると中は表現できないほどフッワフワです。

この山羊の首元からお腹周り。あなたも触ってみたくなりませんか?笑
きっとほとんどの人が触れたことのないような触り心地だと思います。
すると、朝っぱらから山羊をずっと追いかけている僕の姿を見て
生産者のみんなが笑っていました。
話を聞くと、生産者の暮らしを取材する人や外人は多くいても
僕のように山羊をずっと見て追いかけている人はなかなかいないそうです。笑
僕だって、インドで山羊を追いかけるなら、
日本で女性を追いかけていたいですけどね。笑
そんなしょうもない話をしているうちに、
テントから何人も女性が出て来て山羊を集め始めました。
次から次に山羊の角へロープ巻いて手際よく並べていきます。

この光景、あなたは覚えていますか?
そう乳搾りです。
カシミア生産者は、原毛を育てるだけではなく、
山羊のミルクも自分たちの食用、そして販売用に生産します。
原毛同様に希少性はもちろん、
厳しい環境下で育つカシミアのミルクは栄養価が非常に高く、
それから作られるチーズやヨーグルトは高値で取引されています。
なので朝一番の乳搾りは彼らにとって重要な仕事の一つ。
そしてそんな作業風景を眺めながら、僕もちゃっかりやる気満々です。
前回訪問した生産者にもお願いしてやらせてもらいましたが、
今回ももちろんやらせてもらいました!
しっかりやり方を教わる僕。真面目に聞いています。笑

なんかこうして見ると山羊が繋がれて身動きが取れなくなっているように見えますが
彼らも慣れたもので静かにしています。
そして完全にやる気の僕。腕まくりをしてトライです。
ちなみに前回は、チョロチョロしか出すことができなかったので
今回はいっぱいミルクを出してもらうように頑張ります!

早速、乳を引っ張っってミルクを出そうとすると・・・・
全然でない・・・・。苦笑

イメージではビューっと出るはずが全く出ず、終いには山羊に後ろ足で蹴られるという。苦笑
生産者のみんなも、乳搾りで蹴られているのをほとんど見たことがないらしく爆笑していました。笑
さすが34才独身。人間にも動物にも通づるものがあるようです。
山羊ちゃん・・・・なんかごめん。
そんな訳で、恒例の乳搾りは無惨にも失敗してしまいましたが、
最終的にはチョロチョロでるくらいにはなったので、
次回機会があればまたチャレンジしたいと思います。
そして山羊達の乳搾りは終わり、今度は休む間なく放牧に出かけます。
放牧は主に男性の仕事。
朝まずはじめに女性が山羊の乳を絞り、
それが終われば男性が山へ放牧にいく。
これが基本的な彼らのスタイルです。

山羊はより良い草を求めて山へ向かいます。
そして僕も・・・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回はいかがでしたか?
ようやくカシミア生産者との再会を果たし、
毎回恒例となったカシミア山羊の乳搾りも体験させてもらいました。
もう完全にストール屋ではないですね。笑
そして僕はこの後、カシミア山羊と共に山へ向かいます。
ただここは標高4500mから5000mの場所
無事山羊達と戻って来られるか・・・。
その様子は明日お届けします!
それでは今日も1日頑張りましょう!
インドラダック五日目のレポートはこちらです
コメント
Profile
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
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